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宗教・宗派別の葬儀の違い

GUIDE
宗教・宗派別の葬儀の違い
日本では仏教・神道・キリスト教・無宗教の順に葬儀が行われます。なかでも仏教葬儀が多く、次いで神道葬、キリスト教葬、無宗教葬の順です。実際に、近年の調査では日本における葬儀は仏教が約46%、神道が約48%、キリスト教が1%強、その他(無宗教など)が残り約4%を占めると報告されています。つまり仏教式・神道式が大半を占めており、葬儀のマナーや進行にも宗教・宗派ごとの違いが多くあります。本項では主要な宗教とその宗派ごとに葬儀の特徴・進行・マナーの違いをやさしく解説します。
仏教の葬儀(宗派別の特徴)
仏教式葬儀では、僧侶による読経と焼香(お焼香)が一般的です。ただし宗派によってお経の内容や焼香の作法が異なります。各宗派では故人を浄土へ導く念仏や経典、あるいは真言・題目など固有の宗教文言を唱えます。例えば浄土宗・浄土真宗では阿弥陀如来への「南無阿弥陀仏」を唱え、日蓮宗では『法華経』の題目「南無妙法蓮華経」を唱えます。真言宗・天台宗では密教の真言や陀羅尼、臨済・曹洞の禅宗では数珠(念珠)を手に般若心経などを唱えることが多いです。

焼香・線香の回数
宗派ごとに決まりがあります。天台宗・真言宗ではお焼香3回(線香3本)を基本とし、浄土宗では線香1本を1回、曹洞宗・臨済宗でも線香1本を1~2回、日蓮宗では線香1~3本を1~3回焚きます。浄土真宗の場合は本願寺(西本願寺)で1回、真宗大谷派(東本願寺)で2回という違いがあります。このように同じ仏教でも宗派によって焼香回数が異なるため、僧侶や先祖がどの宗派か確認しておくことが大切です。

戒名・位牌
仏教葬儀では故人に戒名(死後に付ける法号)を授け、位牌に刻むのが慣例です。ただし用語は宗派によって異なります。浄土真宗では「戒名」の代わりに「法名」と呼び、日蓮宗では「法号」と称します。いずれにせよ仏教のお葬式では戒名(法名・法号)と位牌を用意します。

その他の違い
数珠は仏教式に用いる念珠であり、参列者も数珠を持ちます(本山によって数珠の形状や本数が異なることもあります)。盆や命日など仏教行事と同様、僧侶へのお布施が発生し、香典返しも行います。
神道葬(神葬祭)の流れと特徴
神道式の葬儀は「神葬祭(しんそうさい)」と呼ばれ、仏教のように極楽浄土へ送るのではなく、亡くなった人が先祖とともに家を守る神様になるよう祈ります。神道では「死」は穢れ(けがれ)とみなし、祭祀を通じて清めます。故人を仏壇ではなく神棚や霊璽(れいじ:祖霊舎)に祀る点など、仏式と大きく異なる点が多いです。
神葬祭は一般的に自宅や斎場で行い、神社では行いません。主な儀式には次のようなものがあります。

帰幽奉告(きゆうほうこく)
死亡後すぐに神棚や祖霊舎に故人の逝去を告げる儀式です。神道では「穢れ」を清める意味もあります。

納棺の儀(のうかんのぎ)
仏式と同様に清めの儀(枕直し)→遺体納棺を行います。

通夜祭(つやさい)
仏式の通夜に相当し、神職(かんぬし)による祝詞奏上(のりと)と遷霊祭(せんれいさい)が行われます。遷霊祭では霊璽(ご霊代)に御魂が遷されます。

葬場祭(そうじょうさい)
葬儀当日、神職の祭詞奏上と玉串奉奠が行われます。玉串奉奠(たまぐしほうてん)は榊(さかき)の枝に紙垂(しで)を付けた「玉串」を祭壇に捧げる儀式で、仏教の焼香にあたるものです。

火葬祭・埋葬祭
仏教の火葬・埋葬に当たります。火葬の前後に祝詞と玉串奉奠が行われるのが特徴です。

帰家祭(きかさい)
葬儀を終えた後、自宅へ帰って祭壇を開いたり霊璽を神棚に戻したりする儀式です。
宗教用語・道具の違い
神道葬儀では仏教由来の言葉や道具は避けます。参列者は仏式の数珠を持参しないのがマナーです。数珠は仏具であり、神道とは無関係だからです。着物・洋装とも神式に適した服装を選びます。

玉串とお供え
焼香に代わり玉串奉奠で故人を弔います。参列者は順番に玉串を祭壇に供え、拝礼します。

香典(玉串料)
仏式の「香典」にあたるものは「玉串料(御玉串料)」です。香典袋の表書きは一般的に「御神前」または「御玉串料」と書きます。金額の目安は仏式と同程度で問題ありません。

諡号(おくりな)
神式では戒名制度はなく、故人に付ける名前は「諡号(おくりな)」や「霊号」といいます。位牌や卒塔婆も仏教式とは異なり、簡素に扱われるか用いられません。
キリスト教葬儀(カトリック・プロテスタントの違い)
キリスト教葬儀は日本では少数派(全葬儀の約1%)ですが、宗派によって式の形式や用語に違いがあります。カトリックとプロテスタントの大きな違いは聖職者や儀式の名称です。例えばカトリックでは聖職者を司祭(神父)、儀式はミサで行い、葬儀で故人の死を「帰天」と表現します。一方プロテスタントでは聖職者を牧師と呼び、儀式は礼拝、死は「召天」と言います。また、カトリックの司祭は独身制でミサを執り行いますが、プロテスタントの牧師は男女ともなれ結婚も可能です。

共通点と流れ
いずれも聖書朗読と祈りを中心とし、参列者は讃美歌を歌います。一般に通夜(前夜祭)・葬儀(告別式)・火葬/埋葬と進めますが、カトリックでは教会でミサを行うのが正式で、葬式と告別式は分けて行う場合が多いです。プロテスタントでは教会礼拝の形式で一日で済ますことも多く、通夜を開かないケースもあります。

献花と献金
仏式の焼香に代わり、参列者は一輪の花を祭壇や棺に献じます(これを「献花」といい、仏式の焼香に相当する敬意の表現です)。香典にあたるお供えは、カトリックでは「御ミサ料」、プロテスタントでは「御花料」と記した袋で包みます。封筒にはユリや十字架の柄が描かれたものを用い、墨は薄墨で記入します。金額の目安は仏式と大差ありません。

その他の違い
棺の上に十字架を飾ったり、献花を並べたりするのはキリスト教式でよく見られます。読経や仏教用具は用いません。一方で、参列者の服装は仏式葬儀と同じ黒の喪服で問題ありません。
無宗教葬・自由葬の特徴
無宗教葬(自由葬)は、特定の宗教儀礼にとらわれない葬儀スタイルです。決まった形式はなく、遺族や故人の希望に合わせて自由に演出できます。たとえば僧侶を呼んで読経をしてもよいですし、好きだった音楽の演奏や映像上映を取り入れることも可能です。このような自由度の高さゆえ、「家族葬」や「直葬(火葬のみ)」を含めて無宗教葬を選ぶ人が増えています。近年、無宗教葬の増加傾向が顕著で、首都圏では2000年頃には約5%程度だったのが、2021年には約33%にも達しています。

無宗教葬のメリットとしては、宗教者(僧侶)へのお布施や戒名料が不要で費用を抑えられること、宗教が異なる家族でも一緒に参加しやすいことなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、宗教的伝統を重んじる親族から理解を得にくい場合があること、葬儀会社にまかせきりにできず参列者側で内容を決める必要がある点などが指摘されています。無宗教葬を選ぶ際は、事前に親族や菩提寺とよく話し合っておくことが望ましいでしょう。
宗派ごとの葬儀マナーまとめ
宗教や宗派によって、葬儀の細かなマナーにも違いがあります。主なポイントを整理しておきましょう。

戒名・法名・諡号
仏教では故人に戒名(仏名)を付けますが、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」と呼びます。神道には戒名の制度はなく、故人に与える名前は「諡号(おくりな)」や「霊号」として扱われます。キリスト教や無宗教葬では、宗教的な生前名以外に特別な「おくり名」は通常付与しません。

数珠・念珠
仏教式葬儀では念珠(数珠)を携えますが、神道式では数珠は使用しません。キリスト教式や無宗教葬でも数珠は用いません(カトリック信者がロザリオを持つことがありますが一般的ではありません)。

焼香・献花
仏式では焼香(線香)を行いますが、神道では玉串奉奠(榊の枝を捧げる儀式)を行います。キリスト教式では焼香の代わりに献花を行い、参列者が一輪ずつ花を棺や祭壇に供えます。

香典・お供え
仏式では「香典」を包みますが、神道式では「御玉串料」などとし、香典袋には「御神前」と書きます。カトリックでは「御ミサ料」、プロテスタントでは「御花料」と表記します。いずれも金額の相場は仏式の香典とほぼ同じです。

その他(供花など)
通常、故人への供花(花籠やスタンド花)は宗教を問わず行われます。仏式では本堂前、キリスト教式では祭壇周り、神道式では祭壇に生花を飾るなど、飾り方が異なる程度です。
葬儀準備と相談のポイント
葬儀を計画する際は、宗教・宗派による違いを踏まえて準備することが大切です。たとえば定められた宗派のマナーが不明な場合、仏壇や過去帳、菩提寺に確認しておきましょう。近年は葬儀社も多様化しており、総合的な葬儀サービスを提供する葬儀会社では宗教形式を問わず柔軟に対応しています。実際、ひまわり典礼(総合葬祭ひまわり典礼)などの葬儀社は、故人の意向や家族の希望に応じた柔軟なプランを掲げており、事前相談(生前相談)を積極的に勧めています。たとえば、葬儀プランの選択や宗教者(僧侶・神主・牧師)への連絡は早めに相談しておくと、葬儀当日に慌てずに済みます。また無宗教葬を希望する場合でも、親戚への説明や菩提寺への了解を事前にとりつけておくと安心です。
日本の葬儀は宗教・宗派によって流れやマナーが大きく異なります。事前に各形式の特徴を理解し、必要なら専門家に相談することで、故人らしい納得のいくお見送りが可能です。ひまわり典礼などの葬儀社では事前相談(無料)でさまざまな質問に答えており、遺族の不安軽減に役立ちます。宗教儀礼の違いを正しく理解して、心のこもった葬儀を行いましょう。
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